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スーパー置き引きに無罪判決 80歳男性被告に神戸地裁 「故意の証拠ない」

 神戸市内のスーパーで、約10万円分の商品券入りの紙袋を置き引きしたとして窃盗罪に問われた同市内の自営業の男性(80)に対し、神戸地裁(岡本康博裁判官)は22日、「故意に持ち去ったと推認できる証拠はない」として無罪判決(求刑・懲役2年)を言い渡した。
 男性は20年6月20日夕、スーパーのコピー機を使っていた男性客の買い物カートを持ち去り、カートにつるされていた商品券や食料などを入れた紙袋を盗んだとして起訴された。男性は男性客に声をかけられてコピー機の使用を譲った後、カートを持ち去っていた。
 裁判で男性は「わざとでなく、覚えていない」などと起訴内容を否認。検察側は防犯カメラの映像などを根拠に「持ち去る目的で被害者の様子をうかがっていた」と主張していた。
 判決で、岡本裁判官は、男性がカートを持ち去った後も店内のイートインコーナーに立ち寄っていたことなどから「やましさを感じておらず、窃盗の故意がない人の行動として合理的に説明がつく」と述べた。
 判決後、男性は「思わぬことで逮捕され、一時は死のうと思った。主張が認められてよかった」と話した。神戸地検の山下裕之次席は「判決内容を十分に検討して適切に対処します」とコメントした。【山本真也】
(1/22(金) 18:50 毎日新聞)

「温かい判断でありがたい」 故意認められず…窃盗疑い80歳男性に無罪判決 神戸地裁

 神戸市垂水区の商業施設で他人の紙袋を置引したとして窃盗罪に問われた同市の自営業の男性被告(80)に、神戸地裁の岡本康博裁判官は22日、「窃盗の故意があったと推認できない」として無罪(求刑懲役2年)を言い渡した。判決後、男性は取材に「温かい判断でありがたい」と話した。
 男性は昨年6月20日夕、商業施設で9万9千円分の商品券やサプリメントなどが入った紙袋を盗んだとして神戸地検に起訴された。
 判決によると、男性は商業施設のコピー機の順番を別の客に譲り、総菜売り場を見て戻った後、その客のカートに自分の荷物を載せて移動。カートには客の紙袋がつるされていた。防犯カメラ映像には、男性が十数メートル離れた場所でカートに向かって何らかの動作をした後、紙袋を持って店を出る様子が写っていた。
 岡本裁判官は「被告が(自分が)使用するカートと誤解したなどの理解も十分可能」と指摘。男性がすぐ退店せず、客の近くでしばらくカートに向かって何らかの動作をしていた点について「盗むつもりなら、身柄を取り押さえられる危険が高い行動に及ばないのが合理的で、時間を費やすこともしないはず」とした。
(1/22(金) 12:55 神戸新聞)

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