報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

兵庫 超大型クレーン倒れ2人死亡 現場責任者ら2人に有罪判決

 おととし、兵庫県高砂市で超大型のクレーンが倒れ、作業員2人が死亡した事故の裁判で、神戸地方裁判所は業務上過失致死傷の罪に問われた当時の現場責任者ら2人に執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
 おととし7月、兵庫県高砂市の神戸製鋼高砂製作所で超大型のクレーン車が倒れ、近くにいた作業員2人が死亡、2人がけがをした事故で、神戸製鋼の子会社「コベルコ建機」の現場責任者だった川渕宏樹被告(30)とクレーンの操縦士、田中雄大被告(29)が業務上過失致死傷の罪に問われました。
 12日の判決で神戸地方裁判所の安達拓裁判官は「川渕被告は慎重さにかける指示をし、田中被告はクレーン車のモニターが異常を示していることに気づきながらも誤作動だと軽率な判断をしたために、事故が引き起こされた。2人の刑事責任は重い」と指摘しました。
 そのうえで「安全管理を作業員だけに任せたコベルコ建機にも事故の責任がある」と述べて川渕被告に禁錮2年6か月、執行猶予4年を、田中被告に禁錮2年、執行猶予4年を言い渡しました。
 遺族両親「安全に関する無策・鈍感さに憤り」
 判決について、事故で亡くなった西田秀平さんの両親は「私たちは今でも、なぜ会社が十分な安全管理、安全対策を取っていなかったのか、大きな疑問を持っていますし、また対策をきちんと取ってくれていれば、秀平が亡くなることはなかっただろうと強く感じています。コベルコ建機の安全管理、安全対策に関する無策と鈍感さに対しての憤りは、これからも消えることはないと思っています」とコメントしました。
 コベルコ建機「事故には管理体制の不十分さも影響」
 一方、「コベルコ建機」は「事故によって亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りし、ご遺族の方々、また、けがをされた方々に心よりおわび申し上げます。判決を真摯(しんし)に受け止めるとともに、事故には管理体制の不十分さも影響したと痛感しております。事故を生じさせたことを深く反省し、今後二度とこのような事故を起こさぬよう取り組んでまいります」とコメントしました。
(2020年3月12日 14時48分 NHK)

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