報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

患者虐待の元看護助手に懲役4年

 神戸市の病院に勤務していた同僚の看護師らと入院患者を虐待したとして、準強制わいせつなどの罪に問われた元看護助手の男に対し、神戸地方裁判所は懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
 神戸市西区の精神科病院「神出病院」の元看護助手、和田元規被告(27)は、勤務していたおととしから去年にかけて、同僚だった看護師らとともに、男性の入院患者7人に対して無理やりキスさせるなどわいせつな行為をさせたり、ひっくり返した柵のついたベッドの下に閉じ込めたりするなど、起訴された10件の事件すべてに関わったとして、準強制わいせつや監禁などの罪に問われています。
 和田被告は、勤務時間外に神戸市内で3人の女性への強制わいせつなどの疑いで去年12月からことし2月にかけて逮捕・起訴されていて、その際に押収されたスマートフォンに虐待の動画が残されていたことから病院での事件が明らかになりました。
 これまでの裁判で、検察は、被告が動画を撮影する役割で、ほかの看護師に対して積極的に犯行を持ちかけていたなどとして、懲役7年を求刑していました。
 12日の判決で、神戸地方裁判所の小倉哲浩裁判官は、「動画を撮影する行為が虐待を繰り返させる要因となっている。犯行は多数で、人権や尊厳を著しく侵害している」などと述べ、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
 一連の事件をめぐっては、元看護師5人も逮捕・起訴され、3人が執行猶予のついた有罪判決を、2人が実刑判決を受けています。
(10月12日 14時37分 NHK)

精神疾患の入院患者虐待 元看護助手に懲役4年判決 地裁、主犯格と認定せず

 神戸市西区の神出病院で精神疾患のある入院患者を虐待したとして、準強制わいせつや監禁、暴行などの罪に問われた元看護助手の男(27)=兵庫県小野市=の判決公判が12日、神戸地裁であり、小倉哲浩裁判官は懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。
 判決によると、元看護助手は同病院の元看護師の男5人と共謀し、2018年9月〜19年11月、男性患者同士を無理やりキスさせたり、ホースやバケツで水や湯を掛けたりするなど7人に計10件の虐待行為をした。また19年8〜11月、病院外で女性の体を触った。
 これまでの公判で、元看護助手は虐待を始めた理由を「患者が言うことを聞かず、いらいらしてやった」と供述。元看護助手は、共謀した元看護師たちが患者に虐待する様子を撮影する役割だったという。
 小倉裁判官は判決理由で「患者の苦しみや悲鳴を面白がった犯行で、人格や尊厳を踏みにじる行為」などと非難。一方、元看護助手が当時は看護助手だったことなどから「主導する立場ではない」として主犯格と認定しなかったが、「虐待行為に積極的に関わっており、責任の程度は小さくない」などと述べた。
 一連の虐待事件では元看護助手のほかに元看護師の男5人が起訴され、3人が執行猶予付きの有罪判決、2人が実刑判決を受けた。
(10/12(月) 10:43 神戸新聞)

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