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教科担当外しは無効 須磨学園教諭の訴え認める
 教科担当を外されるなど不当な待遇を受けたとして、須磨学園高校(神戸市須磨区)の教諭後藤芳春さん(62)=兵庫県西宮市=が学校法人須磨学園と理事長、学園長を相手取り、約630万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決公判が26日、神戸地裁であった。倉地康弘裁判長は担当を外した業務命令を無効とし、慰謝料など約180万円の支払いを命じた。
 判決などによると、後藤さんは2011年3月、教員としての勤務成績が悪いなどとして教科担当を外され、図書室での日本史の教材研究を命じられた。その後、「辞めた方がいい。居残るなら退職金を減らす」などと退職を迫られ、12年12月から約7カ月間、自宅待機をさせられるなどしたという。
 倉地裁判長は「(担当を外したのは)特段の理由がない。自主退職に追い込む不当な動機で、業務命令権の乱用」と指摘。「一連の行為は社会通念上、相当と認められる範囲を超える不法行為。嫌がらせともいえる」として慰謝料の請求を認めた。
 後藤さんは先天性の弱視で身体障害5級に認定されており、理事長や学園長から障害を理由にした人権侵害を受けたと主張したことについては、認めなかった。
 後藤さんは「大人社会の“いじめ”が認められた。闘ってよかった」と話した。
 須磨学園は「内容を十分検討できていないのでコメントは差し控える」とした。
(2016/5/26 21:25 神戸新聞)

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