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「裁判員裁判除外」を却下 神戸山口組抗争事件で地裁 /兵庫

 神戸市の路上で2019年4月、神戸山口組系組長(66)が襲撃され、山口組系組員らが殺人未遂などの罪で起訴された事件で、裁判員裁判の対象から除外するよう求めた神戸地検の請求に対し、神戸地裁(小倉哲浩裁判長)が却下したことが9月29日、地裁への取材で分かった。同23日付。地裁は請求を却下した理由を明らかにしていない。地検は決定を不服として即時抗告した。
 両組は対立抗争が激化しているとして県公安委員会など、各地の公安委が特定抗争指定暴力団に指定しており、裁判員裁判となれば安全確保が焦点になりそうだ。
 神戸地検は2月、昨年に県内で起きた今回の事件を含む、両組の抗争4件について「組織性が疑われる事件で、関係者が裁判員に報復行為に及ぶ恐れがある」として地裁に除外を請求していた。
 裁判員法では、裁判員の生命、身体、財産などに危害が加えられる恐れがある場合、裁判員裁判の対象から除外すると規定。これまでに除外されたケースの多くは暴力団関係の事件だった。
 特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が関与したとされる一連の事件では、一般市民が襲われた殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などの裁判で福岡地裁が裁判員裁判から除外する決定をした。一方、13年には、さいたま地裁が指定暴力団住吉会と山口組の抗争事件の裁判で、さいたま地検の請求を却下した例がある。
 今回の事件では、組長の背中や腰を包丁で刺したとして、いずれも山口組系組員の呉光弘被告(57)と堀田幸弘被告(53)が19年5月に起訴された。〔神戸版〕
(2020年10月1日 毎日新聞)

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