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「極めて身勝手」と指弾 放火殺人の男に無期懲役

 新潟県上越市でアパートに火を付けて住人の女性=当時(70)=を殺害したなどとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた清野敬史被告(44)の裁判員裁判で、新潟地裁は11日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
 山崎威裁判長は判決理由で「極めて身勝手で全く同情できない。被告人が反省していることなどを考えても、有期懲役の余地はない」と述べた。
 被告は今回の事件以外にも高齢女性への昏睡強盗罪や別の現住建造物等放火罪などに問われており「犯行をエスカレートさせた。量刑に当たって考える必要がある」とした。
 判決によると、昨年2月18日、睡眠導入剤入りの飲み物を飲ませて眠った女性に乱暴し、室内にトイレットペーパーや衣類を散乱させサラダ油をまいて放火し、女性を一酸化炭素中毒で死亡させるなどした。
(2019.3.11 22:27 産経新聞)

上越の放火殺人 被告に無期懲役 極めて身勝手な犯行 地裁判決 /新潟

 上越市内のアパートで昨年2月、住人の知人女性(当時70歳)に性的暴行をして部屋に放火、一酸化炭素中毒で死亡させたなどとして、殺人や現住建造物等放火、準強制性交等など六つの罪に問われた同市の無職、清野敬史被告(44)の裁判員裁判の判決公判が11日、新潟地裁であり、山崎威裁判長は清野被告に無期懲役を言い渡した。
 判決文によると、清野被告は昨年2月18日、女性に睡眠導入剤入りの飲み物を飲ませて眠らせ、手や口をガムテープで縛り乱暴した。その後、室内にチラシやサラダ油をまいて火をつけ、一酸化炭素中毒で女性を殺害した。他にも昨年1月、妙高市で女性(当時86歳)を同様の手口で眠らせて金品を盗むなど4件の窃盗をした。
 山崎裁判長は、清野被告が自分の欲望の赴くままに乱暴し、それを隠すために放火したと指摘。「犯行のいきさつや理由は極めて身勝手で全く同情できない」とした。弁護側の「被告は積極的に女性を殺そうとしたわけではない」との主張については「被告は女性が逃げることがほぼ不可能な状況と分かっていながら室内の複数箇所に火を放ち、殺害した」として退けた。
 裁判後、弁護側は控訴の予定について「被告と相談して決めたい」と話した。【井口彩】
(2019年3月12日 毎日新聞)

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