報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

販売業者 懲役4年6月

 ◇地裁判決 シニアマンション詐欺
 松江市玉湯町のシニア向け分譲マンションの販売を巡り、購入者から計798万8000円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた、大阪市の不動産販売代理会社代表取締役吉田一生被告(46)に対し、松江地裁(本村暁宏裁判官)は25日、懲役4年6月(求刑・懲役5年)の実刑判決を言い渡した。
 判決によると、マンション販売を委託されていた吉田被告は2016年10〜12月、販売元の不動産業者(和歌山市)から集金業務を禁じられていたのに、購入者3人に「入居を延期させてしまった代わりに値引きするが、手続きのために諸費用が必要。入居日には返す」などとうそをいい、計798万8000円をだまし取った。
 本村裁判官は「(だまし取った)ほとんどの金額が被告の口座に入金され、マンションの賃料やクレジットカードの支払いに充てられている」と指摘し、「購入者はついの住み家を得ようとした高齢者。悪質で被害結果は重大」と結論づけた。
 ◇
 分譲マンションは16年10月に入居開始予定だったが、販売元が、建設会社に代金を支払えないまま17年6月に倒産するなどし、購入者が入居できない状態が今も続いている。
 16年6月、購入したマンションに入居するために夫と静岡県から松江市に移り住み、多額の現金をだまし取られた60歳代の女性は「『そんなばかなことをして』と言われると思い、親戚にも言えないまま。眠れぬ夜もあった」と胸の内を明かした。
 吉田被告は複数回にわたって女性宅を訪れ、値引きを持ちかけてお金をだまし取った。女性は「信用しており、入居後も世話になると思うと断れなかった」と振り返り、「購入者は精神的に傷つき、あのマンションを見るだけでつらい気持ちになる人もいる。重い判決が出たことを吉田被告は受け止めてほしい」と話した。
(2019年01月26日 読売新聞)

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