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母親に暴行 死亡させた男に実刑判決

 去年8月、南さつま市で母親(当時82)に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた男の裁判員裁判で鹿児島地裁は懲役5年6か月の実刑判決を言い渡した。
 判決を受けたのは、南さつま市の無職永野哲也被告(57)だ。判決によると永野被告は去年8月南さつま市の自宅で、同居する母親のハツ子さん(当時82)に殴る蹴るの暴行を加え、全身打撲による外傷性ショックで死亡させた。
 これまでの裁判でハツ子さんの死因について弁護側は「死亡直前の食事に伴う窒息死」と主張。死因が争点となっていた。判決公判で31日、鹿児島地裁の岩田光生裁判長は、窒息死を裏付ける証拠はなく「死因は暴行によるもの」と結論付けた。その上で「ハツ子さんは終始見守りが必要な状態ではなく、介護が被告人の大きな負担になっていたとは認められず、同情の余地は乏しい」と述べた。
 さらに「身勝手かつ短絡的な犯行」として懲役5年6か月の実刑判決を言い渡した。これに対し、弁護側は判決を不服として控訴する方針だ。
(2020.07.31 20:03 日テレ)

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