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「刑務所での5年間は長いが命の大切さを学んで」と裁判長 山形・米沢の乳児殺害で母親に判決 山形地裁

 山形県米沢市で平成21年12月、生まれたばかりの男児を殺害したとして、殺人罪に問われた同市の母親で元会社員、加藤紗織被告(34)の裁判員裁判の判決公判が1日、山形地裁で開かれ、兒島光夫裁判長は「男児は鼻口部をふさがれ窒息死し、殺害したのは加藤被告であることに疑問を生じない」として、懲役5年(求刑同6年)を言い渡した。加藤被告は一貫して無罪を主張していた。
 判決理由で兒島裁判長は、「男児の存在を知っていたのは加藤被告だけで、数分間にわたり鼻口部を閉塞し続けた行為に迷いはなく、強い殺意がうかがわれる」とした。その上で、「法廷でうその供述をするなど反省がない」と指弾した。
 また、兒島裁判長は「刑務所での5年間は長いが、男児のことを見つめ直し命の大切さを学び、しっかりと歩んでいってほしい」と説諭した。加藤被告は下を向いて、時折涙を浮かべ聞いていた。
 判決によると、加藤被告は平成21年12月25日ごろ、米沢市やその周辺で、生後間もない男児の鼻や口をふさいで殺害した。男児は同25日午前、自宅近くの寺の軒下で、肌着を身に着けタオルにくるまれた状態で見つかった。
(2017.9.2 10:47 産経ニュース)

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