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介護の父親殺害 息子に判決

 介護していた父親を殺害したとして、殺人の罪に問われた酒田市の54歳の男に対して、山形地方裁判所は20日、懲役7年の判決を言い渡しました。
 酒田市片町の無職、高橋博喜被告(54)は去年12月、酒田市の自宅で介護していた同居中の父親、柿崎仁さん(当時81)の胸や腹をナイフで突き刺し、殺害したとして殺人の罪に問われました。
 20日の判決で山形地方裁判所の兒島光夫裁判長は「動機について、介護に対する不安が相当なウエイトを占めていたことは間違いない。
 同居を始めたのは、父の認知症がかなりのスピードで悪化していた時期で、被告が、覚悟していた以上の介護の負担を感じていた」と述べました。
 そのうえで「被告は周囲のサポートを十分に受けられる環境にあった。ほかに採るべき手段を講じずに被害者を殺害したのは短絡的だ」として、懲役7年の判決を言い渡しました。
 求刑は、懲役10年でした。
 判決のあと、兒島裁判長は高橋被告に対し、「あなたが法廷で述べた反省の言葉を信じてみたい。父親の命が戻ってくることはないが、この事件で感じた命の重さを忘れることなく更生に励んでほしい」とさとしました。
 このあと高橋被告は、裁判官と裁判員に向かって深く一礼していました。
 20日の判決のあと、裁判員や補充裁判員を務めた人たちが記者会見に応じました。
 このうち40代の裁判員の男性は「今後も、介護疲れによる殺人は起きると思った。周囲が気にかけていれば、違った結果になったと思う」と話していました。
 また50代の裁判員の男性は「1人でため込まず、周囲にサポートをゆだねることも必要だと裁判を通じて思った」と話していました。
(07/20 19:45 NHK)

父親を殺害した長男に懲役7年

 判決を受けたのは、酒田市片町の無職・高橋博喜被告(54)だ。判決によると、高橋被告は去年12月、自宅で同居する81歳の父親をナイフで数回突き刺し、殺害したとされている。山形地裁で行われた裁判員裁判の判決公判で兒島光夫裁判長は「父親の認知症がかなりのスピードで悪化していた時期で、被告は覚悟していた以上の介護の負担を感じた」と述べた。その一方で、「介護の期間はわずか20日間で、周囲のサポートを受けられる環境にあった」と指摘。「犯行は被告の衝動的な性格による影響が大きく、介護の悩みを主な動機とした事件の中では重い部類に入る」として懲役10年の求刑に対し、懲役7年の実刑判決を言い渡した。高橋被告の弁護人は「控訴するかは被告と相談して決めたい」としている。
(7/20 21:20 山形放送)

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