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裁判員裁判「刑に説得力」=100件経験の現役裁判長


取材に応じる佐々木一夫・東京地裁部総括判事=9日、東京・霞が関

 名古屋や千葉、東京の各地裁で裁判長を務めた佐々木一夫・東京地裁部総括判事(53)が21日までにインタビューに応じた。
 約100件の裁判員裁判の経験を踏まえ、「法律家の感覚と違う一般の人も含めた上で判断した方が、より説得力のある刑になる」と語った。
 記憶に残る判決がある。強盗致傷事件で、飲食店の店員が常連客だった被害者の情報を実行犯に伝えたとして、ほう助の罪に問われた。判決は執行猶予としたが、あえて「実刑も十分に考えられる事案」と言及した。
 佐々木判事は「『情報』に対する重み付けの感覚が違った。裁判員と一緒に評議しているからこその判決だった」と振り返る。制度が始まる前、適切な量刑を導くには「法律家以外の意見に左右されてはいけない」と考えていた。しかし、裁判員と議論を重ねるうち、「自分も含め、裁判官の感覚がずれているのでは」との思いが芽生えていったという。
 「量刑判断の枠組みは壊せないが、事件の重大性や危険性、悪質性をどう考えるかは、裁判員の皆さんの考えを引き出し、判決に反映させたい」。一件一件は地味でも、続けていくことで、刑事裁判全体の変化につながっていると実感している。 
(5/22(水) 7:11 時事通信)

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