報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

刃物購入襲撃計画 殺人予備罪で地裁有罪判決 懲役1年、保護観察付き執行猶予3年 「やまゆり園」事件影響 /佐賀

 障害者就労支援施設での殺人を計画し、佐賀市内の路上で包丁2本などを所持したとして、殺人予備罪などに問われた佐賀市の無職、宮地小夜子被告(44)に対し、佐賀地裁(今泉裕登裁判官)は7日、懲役1年、うち4月について保護観察付き執行猶予3年(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。
 判決によると、宮地被告は2020年10月中旬、同施設の入所者や施設長ら多数を殺害する目的で包丁2本とカッターナイフを購入するなどし、殺人を予備した。今泉裁判官は動機として、宮地被告が同施設を強制的に退去させられたとして恨みを持ったことに加え、相模原市の「津久井やまゆり園」で起きた大量殺傷事件に影響を受け、植松聖死刑囚を崇拝していたと指摘した。
 判決は「警察官に職務質問されて逮捕され、殺害には至らなかったが被告の刑事責任は相応に重い」とした。宮地被告は捜査段階では「釈放されれば施設を襲撃する」と述べていたが、公判では一転して「事件を起こす気持ちは全くない」と語った。今泉裁判官は「考えが変わった理由について曖昧な説明しかできておらず、刑の執行を全部猶予するのが相当とは言いがたい」と述べ、一部執行猶予付きの判決を言い渡した。【高橋広之】
(2021年1月8日 毎日新聞)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます