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軽度の知的障害の被告に有罪判決 妊娠相談できず 女児死体遺棄 佐賀地裁

 自宅のくみ取り式トイレに女児を産み落としたとして、死体遺棄の罪に問われた女性被告(24)=佐賀県武雄市=の判決公判で、佐賀地裁(今泉裕登裁判長)は27日、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
 被告は軽度の知的障害があり、知能検査で「精神年齢8歳9カ月」と診断されたことから、弁護側は「死体遺棄の故意に欠ける」として無罪を主張。被告に「遺体がある」との認識があったかが争点となっていた。
 今泉裁判長は「被告は軽度の知的障害があるものの、妊娠・出産の意味は理解していた。体内から女児がいなくなったことに妊婦自身が気付かなかったはずがない」と指摘。妊娠中に胎動を感じていたことから「女児が人の形をしていないものだと思っていたとは到底考えられない」と述べ、被告の故意を認定した。
 一方、被告や唯一妊娠を知っていた女児の父親で交際相手の男性(24)に知的障害があることを踏まえ「適切な対応を取るのが難しく、周囲から十分な支援を受けられなかった面もある」として、執行を猶予した。
 判決によると、被告は2019年12月13日ごろから20年1月6日までの間、自宅のくみ取り式トイレに身長約40センチ、体重約1700グラムの女児を産み落として遺棄した。【竹林静】
(2020年8月27日 16時32分(最終更新 8月27日 18時52分) 毎日新聞)

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