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過労死訴訟 補償不支給を取り消し 高松高裁、1審判決覆し /香川

 富士通四国支社(高松市)に勤務していた当時43歳の女性がくも膜下出血で亡くなったのは過労が原因だったとして、遺族が国に遺族補償給付などの不支給決定の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、高松高裁(神山隆一裁判長)は9日、請求を棄却した1審高松地裁判決を取り消し、国に不支給決定を取り消すよう命じた。
 判決によると、女性は2014年、自宅でくも膜下出血で亡くなった。遺族は時間外労働などによる過重業務が原因だとして、高松労働基準監督署に遺族補償などの支給を請求したが、発症前に明らかな過重業務はないとして、不支給の決定を受けていた。
 国側は、女性の発症前6カ月間の時間外労働時間が平均64時間で、発症との関連性が強いとされる80時間の80%であるからといって、過重業務とはいえないと主張。これに対し、神山裁判長は「発症前6〜4カ月目にかけて毎月80時間を超える極めて長時間の時間外労働に加え、精神的緊張を伴う業務があったと考えられ、発症との因果関係が認められる」とした。
 同監督署は「判決内容を検討した上で、今後の対応を協議したい」としている。【喜田奈那】
(2020年4月11日 毎日新聞)

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