元銀行員を監禁 被告の控訴棄却 高松高裁
強制わいせつ致傷罪などで二審で実刑判決を受けた元銀行員の男(24)=徳島市=を監禁し、金を脅し取ったなどとして傷害や恐喝、逮捕監禁などの罪に問われた無職の男(27)=阿南市=の控訴審判決が19日、高松高裁であった。杉山愼治裁判長は懲役4年とした一審徳島地裁の判決を支持し、被告の控訴を棄却した。
弁護側は恐喝と逮捕監禁の罪についての事実誤認などを主張していたが、杉山裁判長は「共謀して被害者から財布や携帯電話を脅し取ったことや、被害者が逃げ出すのが困難だったことを認めた一審判断に誤りはない」と退けた。量刑については「積極的に犯行に関与しており、粗暴かつ執拗で悪質なことから、重過ぎて不当とは言えない」とした。
判決によると、無職の男は昨年3月1日、3人の男と共謀し、徳島市のバーに元銀行員の男を監禁。顔を殴るなどして10日間のけがを負わせ、現金入りの財布などを奪った。
(11/20(金) 5:01 徳島新聞)
強制わいせつ致傷罪などで二審で実刑判決を受けた元銀行員の男(24)=徳島市=を監禁し、金を脅し取ったなどとして傷害や恐喝、逮捕監禁などの罪に問われた無職の男(27)=阿南市=の控訴審判決が19日、高松高裁であった。杉山愼治裁判長は懲役4年とした一審徳島地裁の判決を支持し、被告の控訴を棄却した。
弁護側は恐喝と逮捕監禁の罪についての事実誤認などを主張していたが、杉山裁判長は「共謀して被害者から財布や携帯電話を脅し取ったことや、被害者が逃げ出すのが困難だったことを認めた一審判断に誤りはない」と退けた。量刑については「積極的に犯行に関与しており、粗暴かつ執拗で悪質なことから、重過ぎて不当とは言えない」とした。
判決によると、無職の男は昨年3月1日、3人の男と共謀し、徳島市のバーに元銀行員の男を監禁。顔を殴るなどして10日間のけがを負わせ、現金入りの財布などを奪った。
(11/20(金) 5:01 徳島新聞)
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