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鳴門市職員が逆転勝訴 停職処分を取り消し 高松高裁

 鳴門市が保管する個人情報を持ち出したなどとして、停職の懲戒処分を受けた職員の女性(59)が市に処分の取り下げを求めた訴訟で、高松高裁(神山隆一裁判長)は22日、1審判決を取り消し、懲戒処分を取り消した。
 女性は市女性子ども支援センターで勤務していた際、部下の元臨時職員が相談記録の入ったパソコンなどを外部に持ち出したことを黙認し、自分も記録入りのUSBメモリーを持ち出したとして、2016年7月に停職6カ月の懲戒処分(その後、市公平委員会より停職4カ月に修正)を受けた。
 懲戒処分の適法性が争点の一つとなり、1審徳島地裁は「相談情報を部下が無断で持ち出すのを黙認し、自らも持ち出したという非違行為は、外部への漏えいの有無にかかわらず、厳しく追及されるべき」とし、「懲戒処分は裁量権の範囲を逸脱し、濫用(らんよう)したとはいえない」と判断した。
 一方、高裁は「元臨時職員の行為を黙認した事実を認めるに足りる証拠はない」と指摘。自分のUSBメモリー持ち出しについては「情報を他に漏えいしたり、悪用したわけでもない。非違行為に該当するものの、それほど重大な違反とはいえない」と判断した。【岩本桜】
(2019年11月23日 毎日新聞)

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