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【栃木女児殺害】控訴審の藤井敏明裁判長 刑事畑のベテラン、導入初期の裁判員裁判を担当 

 栃木女児殺害事件の控訴審を担当した藤井敏明裁判長(62)は、司法研修所教官なども務め、刑事裁判の経験が長いベテランだ。東京地裁の裁判長として、初期の裁判員裁判の審理を多数担当した。
 藤井裁判長は昭和57年4月に任官。最高裁調査官や司法研修所教官、長野地家裁所長などを経て、平成27年から東京高裁の裁判長を務めている。
 21年5月に裁判員制度が導入される直前に東京地裁の裁判長となり、初期の制度運用を担った。24年3月には、覚醒剤を密輸したとして覚せい剤取締法違反罪などに問われたラトビア国籍の被告に無罪を言い渡した。
 東京高裁では28年3月、スイス在住の資産家夫婦を殺害したとして強盗殺人罪などに問われた被告の控訴審判決で、1審の裁判員裁判の死刑判決を支持。被告側の控訴を棄却した。
 29年2月には、裁判所の接近禁止命令に反して長男が通う学校を訪れたとして、ドメスティックバイオレンス(DV)防止法違反罪に問われた父親に逆転無罪を言い渡した。
(2018.8.3 22:31 産経新聞)

高裁裁判長、過去に取り調べ映像に慎重な姿勢 今市事件

 栃木県今市市(現・日光市)で2005年に女児が殺害された事件の控訴審判決は、一審が取り調べ段階の自白の録音・録画から犯罪事実を「直接的に認定した」のは法令違反にあたると判断したうえで、被告を改めて無期懲役とした。判決を言い渡した東京高裁の藤井敏明裁判長(62)は過去にも、取り調べの映像について慎重な姿勢を示している。
 1979年に司法試験に合格し、82年に東京地裁の判事補に任官した藤井氏は最高裁の情報政策課長や司法研修所教官を歴任し、2015年8月から現職。今回の控訴審では最初から裁判長を担当した。
 16年8月に言い渡した、別の殺人事件の判決では取り調べ映像の証拠申請を却下した一審の判断を支持。「取り調べの録音・録画は容疑者に対する強制や圧迫などの弊害を防ぐために導入された」と指摘し、裁判で実質的な証拠として使うには「慎重な検討が必要」との判断を示していた。
(8/3(金) 13:44 朝日新聞)

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