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【速報】2歳長男殺害で父親に懲役12年、広島地裁判決「泣き止まないことに立腹、誠に身勝手」

 昨年7月、広島市西区の当時の自宅で2歳の長男を床に投げ落として殺害したとして、殺人罪に問われた無職倉重貴英被告(37)=岩国市=の裁判員裁判の判決公判が22日、広島地裁であった。杉本正則裁判長は懲役12年(求刑懲役17年)を言い渡した。
 杉本裁判長は「泣きやまない長男に立腹して犯行に及んでおり、誠に身勝手で理不尽」と強調。犯行前もたたくなどして親族たちから注意されていたとし「厳しい非難に値する」と断じた。
 判決などによると、倉重被告は昨年7月3日午後10時40分ごろ、西区楠木町2丁目の当時の自宅で、長男の結兜(ゆいと)ちゃんの両脇を両手で持ち上げ、立った状態でフローリングの床に後頭部から投げ落とし、同月10日に外傷性脳腫脹(しゅちょう)で死亡させて殺害した。
 広島市社会福祉審議会の分科会は今年3月、事件の報告書を作成。児童相談所は虐待リスクを把握していたが、倉重被告が指導を受け入れて協力的な態度を示し、結兜ちゃんに心臓疾患があったことなどから一時保護に踏み切れなかったと結論付けた。
(9/22(水) 15:30 中国新聞)

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