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安来学園着服 県に賠償命令

 安来市の児童養護施設「安来学園」の元入所者男性が預金を着服されたとして県などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁松江支部(栂村明剛裁判長)は25日、着服があったと認めた上で、県などに計約467万円の支払いを命じた1審判決を一部変更し、県などに計約433万円を支払うよう命じた。
 判決などによると、男性は、社会福祉法人「せんだん会」が運営する同施設に入っていた1996〜2004年、男性職員に銀行預金約451万円を着服されたなどとして、同施設に養護権限を委譲する県と同会を相手取り提訴。1審・松江地裁浜田支部は県に約246万円、同会に約221万円の支払いを命じた。県と同会は「通帳は原告の未成年後見人が管理し、着服の事実はなかった」として、請求棄却を求めて控訴していた。
 控訴審判決で栂村裁判長は「通帳やキャッシュカードが施設から後見人に引き継がれた書類が存在しない」として県などの主張を退けた。一部で正当な支払いがあったとして1審の算定額から減額し、県に約212万円、同会には1審判決と同額を支払うよう命じた。
 県などによると、当時の調査で、男性職員は他の入所者の預金を着服したとして解雇されたが、男性の預金を着服した事実は認められなかった。県青少年家庭課の太田均課長は「弁護士と相談し、対応を検討したい」と話した。
(2018年04月26日 読売新聞)

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