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奥出雲の入札不正事件 贈賄、元役員に一部無罪 高裁松江支部 /島根

 奥出雲町の備品購入を巡って贈賄罪と公契約関係競売入札妨害罪に問われた事務用品販売会社元役員、福間忠雄被告(79)の控訴審判決が23日、広島高裁松江支部であった。栂村明剛裁判長は懲役1年6月(執行猶予4年)とした1審・松江地裁判決を破棄し、贈賄罪の一部を無罪として懲役1年6月(執行猶予3年)を言い渡した。
 1審判決は福間被告が元町財産管理室長(50)に便宜を図ってもらう謝礼などとして、現金10万円と計7万円相当のビール券を贈ったと判断。福間被告は1審から「現金は渡していない」と否認していた。
 栂村裁判長は、福間被告の宿泊先ホテル(東京都港区)のチェックイン時間や2人の交通系ICカードの履歴などから、2014年8月7日夕にJR五反田駅付近で現金の授受が可能だったかを検討。ホテルに荷物を預ける時間など考慮すると、タクシーを利用しても現金授受は「時間的に極めて困難」とした。【前田葵】
(2018年3月24日 毎日新聞)

奥出雲町贈収賄 業者に一部無罪

 奥出雲町が発注した庁舎の備品の入札をめぐって町の室長に現金やビール券を渡したとして贈賄などの罪に問われ1審で有罪判決を受けた業者の男に対し、2審の広島高等裁判所松江支部は現金の授受に関しては無罪としたうえでビール券の授受などは認め、執行猶予3年がついた懲役1年6か月の判決を言い渡しました。
 この裁判で松江市の卸売業者の元顧問、福間忠雄被告(79)は奥出雲町役場の仁多庁舎の机やいすなどの入札に関して便宜を図ってもらう見返りに町の当時の室長に現金10万円やビール券を渡したなどとして贈賄などの罪に問われています。
 1審の松江地方裁判所は去年9月、執行猶予4年懲役1年6か月の有罪判決を言い渡しましたが、被告は「現金は渡していない」として控訴していました。
 23日広島高等裁判所松江支部で行われた裁判で、栂村明剛裁判長は、1審で、被告が東京都内で現金を渡したと認定したことについて当日のICカード乗車券の履歴やホテルの利用時間などから「現金の受け渡しが時間的に可能だったという前提には事実誤認があった」として無罪としました。
 その上で、ビール券の受け渡しや入札の公正を害する行為はあったと認定し執行猶予3年懲役1年6か月の判決を言い渡しました。
(03月23日 12時48分 NHK)

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