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商業施設の資金657万円着服、元市議に有罪判決 京都地裁印刷用画面を開く

 京都府宮津市の商業施設「宮津シーサイドマートミップル」出店者団体の資金を着服したとして、業務上横領の罪に問われた元宮津市議安達稔被告(73)の判決公判が6日、京都地裁であった。片多康裁判官は「市議会議員の職にありながら犯行に及んだ」として、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。
 判決によると、安達被告は施設の加盟店でつくる出店者団体の会長兼会計担当だった2012年3月〜17年4月、会長名義の預金口座から計657万円を引き出し、自己の消費や旅行代金に充てるなどして着服した。
 片多裁判官は判決理由で、被害は高額で長期にわたる常習的犯行と指摘した上で「団体の責任を負うべき立場に乗じて犯行に及んでおり、酌むべき事情は見いだせない」と述べた。被害金額を供託していることなどから執行猶予とした。
 弁護側は「会長には広範な裁量があり横領には当たらない」などと無罪を主張していたが、判決は「団体とは無関係の私的な流用」と退けた。
(2019年06月06日 18時56分 京都新聞)

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