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<教諭免許偽造>男に実刑判決 全国で犯行繰り返し教壇に

 失効した教諭免許を偽造し、宮崎県延岡市内で中学の臨時講師になろうとした男が18日、宮崎地裁(岡崎忠之裁判長)で懲役2年6月(求刑・懲役3年)の実刑判決を受けた。男は全国各地で犯行を繰り返し教壇に立っていた。採用面接した延岡市教委の関係者は「卑劣な犯行だ」と憤っている。
 偽造有印公文書行使などの罪に問われたのは住居不定、無職、橋本正仁被告(57)。判決などによると、橋本被告は4月12〜16日、自身が以前取得した中学校教諭免許状などに記載された旧姓「古畑」に、養子縁組で改名した「橋本」と貼り付けるなどして偽造。12日に延岡市内の中学校で面接を受け、17日に県教委と同校に提出した。
 公判や捜査関係者への取材によると、橋本被告は福岡県出身。福岡県内の中学教諭だった2005年に児童買春禁止法違反容疑で逮捕。執行猶予付きの有罪判決が確定し、免許を失効した。
 3年後に再取得できる教育職員免許法の規定により、10年に山口県内で免許を取得し無免許運転などで再び失効。その後、免許失効を隠したまま関東地方で教諭を続け、14年には免許の偽造などで実刑判決を受け、服役した。
 出所後の今年3月、橋本被告は「古畑のままでは受からない」と改名し、臨時講師を募集していた延岡市教委を通し中学校の面接を受けた。その後、免許更新手続きのため訪れた県教委で、各都道府県教委共通の教諭免許のデータベースで「該当者なし」と出て偽造が判明した。
 採用予定だった中学校教頭は「(書類が偽造と知ったときは)ショックだった。面接時には教育への思いを熱心に語っていた」と述べ「憤りを感じる。採用前に分かり生徒への影響が出ずよかった」と話した。
 宮崎地裁の岡崎忠之裁判長は判決理由で「重要な証明文書に対する社会的信用が害された結果は重大で、身勝手な犯行」と批判。その一方で「もう二度とないように更生して」と説諭した。橋本被告は代理人弁護士を通じ「話すことは何もない」とコメントした。【塩月由香】
(7/22(土) 9:16配信 毎日新聞)

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