報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

元国体選手自殺で賠償命令 岐阜地裁判決

 東濃厚生病院(岐阜県瑞浪市)に勤務していたライフル射撃の元国体強化選手鈴田潤さん=当時(26)=の両親が、鈴田さんの自殺は過労によるものだったとして、病院を運営する県厚生農業協同組合連合会(JA岐阜厚生連)に約9100万円の損害賠償を求めた訴訟で、岐阜地裁は19日、厚生連に約7200万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
 真鍋美穂子裁判長は、月100時間を超える慢性的な時間外労働、慣れない業務が負担になっていたとして「長時間労働などによってうつ病を発症し、自殺に至ったと認めるのが相当」と判断。「(厚生連は)長時間労働の状況を十分に認識していたにもかかわらず、健康を保持する措置を全く講じていない」と述べた。
 判決などによると、長崎県出身の鈴田さんは国体の強化選手として、岐阜県教育委員会の紹介で2010年に厚生連に就職。12年のぎふ清流国体では優勝している。13年4月からは同病院で働き始め、翌年1月に練炭自殺した。
 鈴田さんの自殺を巡っては、多治見労働基準監督署が17年、長時間労働で精神疾患を発症したのが原因として、労働災害認定している。
 厚生連は取材に「判決が届いていないのでコメントは差し控えるが、労務管理の適正化や労働環境の改善を進める」と答えた。
(2019年04月20日 07:48 岐阜新聞)

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

もくじ

名前で検索


 あ行

 か行

 さ行

 た行

 な行

 は行

 ま行

 や行

 ら行?

 わ行

 

管理人/副管理人のみ編集できます