報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

パトから逃走の警官に有罪、「危険かつ無謀」岐阜地裁

 岐阜県本巣市で昨年12月、信号無視をしてパトカーの追跡を受け、逃走中に人身事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた同県警警察官の犬飼嶺被告(36)に、岐阜地裁は1日、禁錮5月、執行猶予3年(求刑禁錮5月)の判決を言い渡した。
 佐藤由紀裁判官は判決理由で「極めて危険かつ無謀な運転行為」と指摘。弁護側は「深く反省している」などとして罰金刑を求めたが、佐藤裁判官は「軽すぎる」と退けた。
 判決によると、犬飼被告は昨年12月2日夜、乗用車を運転中に信号無視したところをパトカーに見つかり、逃走。徐行も一時停止もせず交差点に進入し軽乗用車に衝突、乗っていた2人に軽傷を負わせた。
 県警によると、犬飼被告は事故当時、自動車警ら隊に所属。音楽隊の活動にも参加しており、定期演奏会後の食事会から帰宅する途中だった。
 県警は今年1月、犬飼被告を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。判決が確定すると、地方公務員法に基づき失職する。
(2018.6.1 17:03 産経WEST)

信号無視の警官有罪 岐阜地裁「犯情相当悪い」

 岐阜県本巣市の交差点で昨年12月、乗用車を運転中に信号無視をしてパトカーに追跡され、逃走中に人身事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた中津川市中津川、中津川署の巡査犬飼嶺被告(36)=休職中=の判決公判が1日、岐阜地裁であり、佐藤由紀裁判官は禁錮5月、執行猶予3年(求刑禁錮5月)を言い渡した。
 佐藤裁判官は判決理由で「極めて危険かつ無謀な運転行為を自ら決断して行った」と指摘。パトカーの追跡に気を取られて事故を起こしており「犯情は相当に悪く、被告人の責任は重大」と述べた。弁護側は「深く反省している」などとして罰金刑を求めたが、佐藤裁判官は「罰金刑は軽きに失する」と退けた。
 判決によると、犬飼被告は昨年12月2日夜、本巣市の交差点で赤信号を無視してパトカーの追跡を受け、逃走した。別の交差点で軽乗用車と衝突事故を起こし、運転手の20代女性と同乗の50代女性に首などに軽傷を負わせた。
 判決後、弁護人は「本人と相談して控訴するかどうか考える」と話した。判決が確定すると、地方公務員法に基づき失職する。
 県警監察課は「今回の事案を重く受け止め、再発防止を徹底していく」としている。
(2018年06月02日 07:52 岐阜新聞)

「危険」厳しく断罪 追跡され事故の巡査有罪

 現職警察官が起訴され法廷に立った異例の裁判で、岐阜地裁は確定すれば自動失職する「禁錮刑以上」の判決を下した。本巣市で車を運転中に信号を無視し、パトカーから逃走して人身事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた中津川署巡査、犬飼嶺被告(36)の裁判。交通違反を取り締まるべき立場の警官が、危険な運転で罪を犯したことを、厳しく断罪した形だ。
 地方公務員法の規定では禁錮以上の刑が確定すると失職する。公判で弁護側は、被告が減給の懲戒処分を受け、社会的制裁も受けたことを挙げ「罰金刑を選択してほしい」と訴えた。だが、佐藤由紀裁判官が言い渡したのは、禁錮五月、執行猶予三年の判決だった。
 佐藤裁判官は、追跡から逃げ、細い道を時速約三十キロで走って衝突事故を起こし、二人を負傷させた被告の運転を「極めて危険かつ無謀な行為」と批判。被告の反省などを考慮しても「罰金刑は軽きに失するというほかない」と退けた。
 判決後、弁護人は「控訴を含めて本人と相談する」と話した。県警監察課の担当者は「このたびの事案を重く受け止め、再発防止を徹底していく」と述べた。
(2018年6月2日 中日新聞)

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