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因果認定できず 津久井署の容疑者死亡 横浜地裁が遺族側の請求棄却

 暴行容疑で逮捕された男性=当時(49)=が津久井署内での取り調べ中に死亡したのは、署員による過剰な押さえ付けが原因として、男性の遺族が県に約7千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が31日、横浜地裁であり、石橋俊一裁判長は遺族側の請求を棄却した。
 訴訟は、署員による制圧行為と男性の死亡に因果関係が認められるかが焦点となった。男性への断続的な制圧行為の違法性も争われた。
 石橋裁判長は判決理由で、2人の医師の証言などから、胸腹部の圧迫を原因として男性が窒息死に至ったことが認定できる証拠はないと指摘。男性が取り調べ中に断続的に暴れたことなども踏まえ、「制圧行為の継続自体が違法とはいえない」と判断した。
 判決によると、男性は2014年5月、同署で取り調べを受けた際、後ろに手錠をかけられた状態で署員2人に背後から机に押さえ付けられた。その後に男性は意識不明となり、搬送先の病院で死亡した。
(2019/02/01 12:15 更新:2019/02/01 12:16 神奈川新聞)

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