報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

男児死亡事故の裁判で無罪判決

 横浜市の交差点で道路を渡ろうとした小学4年生の男の子が車にはねられて死亡した事故で、逮捕・起訴された車を運転していた48歳の男性について横浜地方裁判所は、「被害者が、死角となる電柱のかげから道路に入ってきた可能性を否定できず、過失は認められない」と指摘し無罪判決を言い渡しました。
 この事故は2年前の10月、横浜市青葉区の交差点で近くに住む小学4年生の男の子が乗用車にはねられ、死亡したもので運転していた横浜市の山田浩一さん(48)が過失運転致死の罪で起訴されました。裁判では死亡した小学生と一緒にいた同級生の証言などをもとに、車側から確認できたかどうかが争われました。
 28日の判決で横浜地方裁判所の松田俊哉裁判長は「同級生の証言などには疑問点があり、被害者が車側から死角となる電柱のかげから道路に入ってきた可能性を否定できず、過失は認められない」として無罪判決を言い渡しました。
 28日の判決について横浜地方検察庁の片岡敏晃次席検事は、「上級庁とも協議のうえ、適切に対処したい」とコメントしています。
 また、山田さんの弁護士は「裁判所が事実を認定してくれたと評価したい」と話していました。
(03/28 21:05 NHK)

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