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介護していた弟を殺害 79歳被告に懲役10年の判決

 昨年10月、同居する弟=当時(74)=の首を包丁で切りつけて殺害したとして、殺人の罪に問われた栃木県壬生町、無職、大橋重信被告(79)の裁判員裁判が6日、宇都宮地裁で判決公判が開かれ、二宮信吾裁判長は懲役10年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。
 判決によると、昨年10月13日、介護していた弟が酒やたばこを要求し続けることに腹を立て、包丁で首を切り付けて失血死させた。
 事件当時、「弟を殺した」と119番通報し、容疑を認めていた大橋被告だが、公判では「記憶がない」として、弟の自殺を主張した。判決は、弟の左手は不自由で自ら首を深く傷つけることは困難であることなどから自殺を否定。自殺を止めようとしてもみ合いとなった可能性についても切り口の状態から否定した。
 二宮裁判長は「介護疲れが理由とは認められない」と指摘する一方、「弟を殺害したショックで記憶を失っている可能性も否定できない」とした。
 大橋被告は法廷で時折首を横に振り、判決が告げられた後も「してません」と大声で叫んだ。判決後、弁護側は控訴する方針を明らかにした。
 裁判終了後、2人の裁判員が記者会見に応じた。60代の佐野市の男性は「被告は情や心をしっかり持っている人に見えた。そんな人がなぜという気持ちはあるが、しっかり討論して出した結果なので判決に後悔はない」と振り返った。30代の女性も「難しい判断だったが、慎重に話し合い、役目は果たせたと思う」と話した。
(6/6(水) 18:40 産経新聞)

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