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殺人未遂、求刑を2年上回る判決 懲役14年、宇都宮地裁「身勝手さが際立つ」

 女性に乱暴し、背中を包丁で刺したとして強姦と殺人未遂の罪に問われた無職、小倉勝明被告(35)=栃木県日光市=の裁判員裁判で宇都宮地裁は18日、検察側の求刑を2年上回る懲役14年の判決を言い渡した。
 二宮信吾裁判長は判決理由で、殺人未遂について「突き刺す角度がもう少しずれていたら即死していた可能性もあり、危険性は高い。強姦の口封じのために殺害しようとしており、身勝手さが際立っている」と指摘し、「犯情は標準的な事案の範疇を超えている」と述べた。
 弁護側は、被告が自分の意思で危害を加えるのを止めているとして刑を軽くするよう求めていたが、「女性を放置して立ち去り、生命を救う最低限の行為もしていない」などとして退けた。
 判決によると、6月2日、日光市の20代女性に乱暴した上、110番通報している女性を見て背中を包丁で刺した。
(2017.12.18 20:31 産経ニュース)

日光の強姦、殺人未遂 被告に求刑上回る懲役14年 宇都宮地裁判決

 日光市で6月、女性に乱暴した後、包丁で背中を刺したとして強姦(ごうかん)と殺人未遂の罪に問われた日光市鬼怒川温泉大原、無職小倉勝明(おぐらかつあき)被告(35)の裁判員裁判判決公判が18日、宇都宮地裁(二宮信吾(にのみやしんご)裁判長)で開かれた。「自らの犯行の隠蔽(いんぺい)のために全く落ち度がない女性を殺害しようとするのは身勝手さが際立っている」などとして求刑の懲役12年を上回る懲役14年の判決を言い渡した。
 弁護側は殺人未遂罪について、被告が加害行為を途中で中止し救急車を要請したとして刑の減軽を主張し、争点となっていた。
 二宮裁判長は判決で、女性は肺を一部損傷し出血性ショックを起こすなど「命に関わる極めて危険な状態に陥っていた」と指摘した。
 さらに小倉被告は女性の容体を見守る必要があったのに介抱などもせず現場を立ち去り、「救助する意思はなかった」と認定。刑の減軽は「さらなる加害行為をしないだけでは足りず、死亡の危険を消滅させる積極的な行為が必要」として認めなかった。
(12月19日 下野新聞)

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