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埼玉の河川敷暴行死事件 17歳少年に不定期刑の判決

 去年、埼玉県東松山市の河川敷で、当時16歳の少年に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた17歳の少年に対し、裁判所は「被害者を川に沈めるなど犯行の悪質性は高い」として、懲役5年半以上9年以下の不定期刑の判決を言い渡しました。
 去年8月、埼玉県東松山市の河川敷で井上翼さん(当時16)が遺体で見つかった事件では、当時、中学生だった3人を含む15歳から18歳までの少年5人が逮捕され、このうち17歳と18歳の少年2人が仲間とともに井上さんを殴るなどしたうえ、川に沈めるなどの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪で起訴されました。
 28日、さいたま地方裁判所で開かれた17歳の少年に対する裁判員裁判で、佐々木直人裁判長は「少年は終始、積極的に暴行に参加したうえ、意識がはっきりしない被害者を川に沈めるなど犯行の悪質性は高い」として、懲役5年半以上9年以下の不定期刑の判決を言い渡しました。
 この事件では、傷害致死の罪で起訴された、もう1人の少年が、先月懲役6年以上9年以下の不定期刑の判決を受けたほか、当時、中学生だった3人が少年院への送致が決まりました。
(8月28日 17時12分 MHK)

河川敷暴行死事件、少年に懲役5年6月〜9年 さいたま地裁
 埼玉県東松山市の都幾(とき)川河川敷で昨年8月、アルバイトの井上翼さん=当時(16)=を暴行し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職少年(17)の裁判員裁判判決公判が28日、さいたま地裁で開かれ、佐々木直人裁判長は懲役5年6月以上9年以下(求刑懲役6年以上10年以下)の不定期刑判決を言い渡した。
 起訴状によると、昨年8月22日未明、他の少年4人と共謀し、東松山市の駐車場や河川敷で、井上さんの顔や胸を殴るなどして意識がはっきりしない状態にした後、川に沈めて溺死させたなどとしている。
 この事件をめぐっては、18歳の無職少年も同罪で起訴され、不定期刑が言い渡された。当時中学生だった他の3人は少年院送致の保護処分となっていた。
(2017.8.28 15:28 産経ニュース)

<東松山少年事件>17歳に懲役5年6月以上の不定期刑 犯行は自らの意思「積極的に関与、責任重い」

 東松山市下唐子の都幾川河川敷で昨年8月、吉見町中曽根のアルバイト井上翼さん=当時(16)=の遺体が見つかった事件で、傷害致死の罪に問われた無職少年(17)の裁判員裁判の判決公判が28日、さいたま地裁で開かれた。佐々木直人裁判長は「終始積極的に関与して重大な役割を果たした責任は重い」として、少年に懲役5年6月以上9年以下(求刑・懲役6年以上10年以下)の不定期刑を言い渡した。
 佐々木裁判長は判決で、「制裁目的で被害者に暴行を加えるべく犯行に及んだもので酌量の余地はない」と指摘。意識を失った井上さんの顔を水に沈めた行為の危険性を重視し、「死亡結果に直結する行為で、重大な役割を果たした責任は重い」と述べた。一方で、別の無職少年(18)=懲役6年以上9年以下確定=が主導的だったとした。
 弁護側は、養母から虐待されて育つなどした成育歴や1型糖尿病の影響を踏まえ、医療少年院送致の保護処分が相当と主張していた。
 判決は成育歴について「幼少期から不遇なもので、情緒的共感性の乏しさといった特性に結び付いていることは否定し難い」としたものの、犯行は自らの意思による選択と判断の結果として、「非難の程度を大きく減じる事情とはならない」と刑事処分が相当と結論付けた。
 判決によると、少年は昨年8月22日午前2時50分ごろから4時45分ごろまでの間、ほかの少年らと共謀し、東松山市の駐車場や河川敷で、井上さんに対し殴る蹴るの暴行を加えて意識混濁の状態に陥らせて川に沈め、溺死させた。
 事件では傷害致死容疑で少年5人が家裁送致、うち2人が検察官送致(逆送)後に、傷害致死罪で起訴された。当時中学生だった3人は初等・中等(第1種)少年院送致の保護処分となった。
(2017年8月28日(月) 埼玉新聞)

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