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所沢の同級生殺害、家裁が14歳少年を少年院送致決定

 埼玉県所沢市立中学2年の男子生徒(13)が包丁で刺されて死亡した事件で、さいたま家裁(鈴木秀行裁判長)は21日、殺人の非行内容で送致された同級生の少年(14)を第1種(初等・中等)少年院送致とする保護処分を決定した。
 決定は事件について「少年は男子生徒から嫌がらせを受けながら我慢して友人関係を続けていたが限界になり、仕返しをしようと考えた」と指摘。「被害者は改める機会を与えられず突然命を奪われた。極めて悪質で重大な非行」だとした。
 一方で決定は少年について「年齢に比べて幼稚で、自分の心情を言葉で他者に正確に説明する力を備えていない」と言及。刑事処分ではなく、少年院で専門的な援助を受けさせることが非行防止のために不可欠だと結論づけた。
 決定によると、少年は7月5日午後4時45分ごろ、自宅で男子生徒の腹部などを包丁で数回刺し、翌6日に死亡させた。【中川友希】
(2019年8月21日 18時55分(最終更新 8月21日 18時56分) 毎日新聞)

14歳少年を少年院送致 埼玉、同級生殺害事件

 埼玉県所沢市で市立中2年の少年(13)が殺害された事件で、さいたま家裁は21日、殺人の疑いで送致された同級生の少年(14)を初等・中等(第1種)少年院送致とする保護処分を決定した。
 決定理由で鈴木秀行裁判長は「許しを請う被害者を攻撃し、犯行後は自殺に見せかけるなど極めて悪質」と指摘。少年が年齢の割に幼稚で、社会性や言語表現力が十分に育っておらず共感性にも乏しいとし、社会適応スキルなどを身につけさせることが再非行防止に不可欠だと結論付けた。
 嫌がらせを受け仕返ししようと考えたのが動機だと認定する一方、被害者は自分の行為を改める機会を与えられることもなく「突如として将来ある生命を奪われた」として、遺族が厳しい処分を望むのは当然とした。
 決定などによると、少年は7月5日午後4時45分ごろ、テスト勉強のため自宅に来ていた被害者の腹などを包丁で刺して殺害した。〔共同〕
(2019/8/21 16:26 日経新聞)

<所沢中2殺害>嫌がらせする同級生に我慢した少年…逃げ惑い、許しを乞う同級生を刺す 少年院送致を決定

 所沢市で7月、市立中学2年の本郷功太郎さん(13)が殺害され、殺人の疑いで、同市に住む同級生の少年(14)が家裁送致された事件で、さいたま家裁(鈴木秀行裁判長)は21日、「事件の重大性を再度振り返らせ、被害者と遺族に対する贖罪(しょくざい)教育を行うことが必要」として、少年を初等・中等(第1種)少年院送致とする保護処分を決定した。少年院に「3年から4年程度の相当長期間の処遇」とした。
 決定理由で鈴木裁判長は、少年が無防備な本郷さんを包丁で複数回突き刺した行為について、「逃げ惑い、許しを乞う被害者に攻撃を加えており、強い攻撃的意思が認められる」と指摘。「犯行後は自殺に見せかける行為に及んでおり極めて悪質」とした。
 動機については「同級生である被害者から継続的に嫌がらせを受け、我慢して友人関係を続けていた。被害者がいなくなればいい、仕返ししようと考えた」と考慮。一方で「被害者は改める機会を与えられることもなく生命を奪われた。少年の非行の結果は重大」とした。
 また、少年の性格として、「社会性や言語表現力が十分に育っていない。元来気弱で主体性が乏しい」などと説明。その上で、「専門的援助を受けながら、年齢相応の社会性と社会適応スキルを身に付けさせることが再非行防止のために不可欠」として、刑事処分ではなく保護処分を決めた。
 決定などによると、少年は7月5日午後4時45分ごろ、同市の自宅で、定期テストの勉強のために訪れていた本郷さんの腹などを包丁(刃渡り約20・3センチ)で数回突き刺し、胸腹部刺創による出血性ショックで殺害した。
 処分は非公開の少年審判で決定した。
(2019年8月22日(木) 埼玉新聞)

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