報道等をもとに日本の裁判官の情報を収集、掲載しています。

マンションの建築確認取り消しめぐる訴訟 建築主が敗訴

 避難階段の不備などを理由に完成直前の東京都文京区のマンションの建築確認を取り消した都の裁決を不服として、建築主のNIPPOと神鋼不動産(神戸)が裁決取り消しを求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。清水知恵子裁判長は両社の請求を棄却した。
 地元住民からの審査請求を受けた都建築審査会が2015年、マンション1階の駐車場は直接地上に通じる出入り口のある「避難階」には当たらず、避難階段もないことから条例違反とし、建築確認を取り消す裁決をした。両社は「駐車場は道路と直接通じているため避難階段は必要なく、条例違反はない」などと主張していた。
 清水裁判長は判決理由で、駐車場の床面と道路への出入り口の高低差が約2.5メートルあり「駐車場は避難階とは別の階に設けられている」と指摘。条例が定める避難階段も設けられていないとして、審査会の裁決に誤りはないと結論づけた。
(2018/5/24 21:14 日経新聞)

東京・小石川のマンション 白紙、都勝訴 完成直前「安全満たさず」 地裁判決

 東京都文京区に建設中だったマンションを巡り、完成直前に建築確認を白紙に戻した都の裁決を不服として、建築主2社が裁決を取り消すよう求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。清水知恵子裁判長は「裁決の判断に誤りはない」として請求を棄却した。
 判決などによると、マンションは文京区小石川2の「ル・サンク小石川後楽園」。NIPPOと神鋼不動産が2012年に建築確認を受け、13年に着工。地上8階の建物がほぼ完成した。
 一方、建設に反対する地元住民らが着工前に都建築審査会に審査を請求。同審査会は15年、1階駐車場が災害時などに直接屋外に出られる「避難階」に該当せず、避難階段もないと判断。都条例の安全基準を満たさないとして建築確認を取り消した。
 判決は、駐車場が屋外への出入り口と約19メートル離れ、高低差が約2・5メートルある点を重視し「避難階とは認められない」と判断。2社側が主張する避難階段が駐車場とは別の棟にあることから「駐車場から円滑に移動できない恐れがある」と指摘した。【服部陽】
(2018年5月25日 毎日新聞)

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